お葬式の料理を出す際の注意点

お葬式の際に精進落としと呼ばれる料理を参列者に出す場合、いくつか注意しなければならないことがあります。その中でも特に意識しなければならないのは、会葬者に食物アレルギーがあるかどうかです。人によっては意外なものにアレルギー反応を出すことがあるので、食べられないケースもあります。時間的に余裕がないかもしれませんが、あらかじめ精進落としで声をかけようと思っている人に何か食べられないものがないか確認を取っておくと安心です。例えば前もって親族などに声をかけて出席できるか確認する際に、ついでに食材のことについて相談しておくとスマートです。さらに小さなお子さんが参加する場合には、大人の食べ物が口に合わないこともあります。その場合には子供の喜びそうなメニューを別に準備するといいでしょう。

また座順のことも配慮しましょう。あくまでもお葬式を開催している喪主側がもてなす側になります。上座にはお経をあげるために来ていただいた僧侶に座っていただきます。そして目上の順に座ってもらう形になるので、会社の関係者、友人、近親者、親族という順番になるでしょう。ちなみに世話役をつける場合、その代表が僧侶の次のポジションに座ることになります。喪主とその遺族は末席に座る形になります。

全員そろって座席についたところで、喪主があいさつします。内容としては参列していただいたことへの感謝、お葬式が問題なく終わったことの報告、ささやかではあるけれども料理でもてなしたいということの説明をしましょう。挨拶が終わったら、各自自由に会食という流れです。この時喪主は一緒になって食事をするのではなく、会葬者のところを個別に回って挨拶をします。

お葬式の中で、喪主がどうしても都合がつかず精進落としの場に参加できないという事態も考えられます。そのような場合には、親族の中でだれか代表者を出して、その人が喪主代わりとしてあいさつやお酌などの役割を果たすようにします。葬儀会社に依頼している場合は、どんな流れで立ち振る舞えばいいか、事前に相談しておくと安心です。