お葬式の料理はどんなものがいいの?

日本では、お葬式を執り行った後で料理をふるまって、親しかった人に食べてもらうという風習があります。ところでこのお葬式後の料理は、具体的にどんなものを出せばいいのかで迷うこともあるでしょう。結論から言いますが、メニューやジャンルについて特別細かなルールやマナーはありません。実際にふるまわれている料理を見てみると、和食をベースにしたものが多くなっています。しかしその他に、サンドイッチのような軽食でもオードブルをはじめとした洋食を提供しても特別問題はありません。仕出し弁当のような手軽に出せるものから、懐石料理のような高級で本格的なものまで、さまざまなケースがあります。

ただし縁起が良くない、シチュエーションにそぐわないものを提供するのは避けた方が無難です。例えば日本の場合、伊勢エビやタイなどはめでたい席で提供される食べ物というイメージがあるのではないでしょうか。お葬式のイメージとは真逆なので、どうもしっくりきませんし、呼ばれた人たちも戸惑ってしまいます。このように、あまりお葬式本来の意味とかけ離れたものを連想してしまうメニューは出さないようにしましょう。

日本人の場合、お葬式と言えば仏教式というイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし実際には亡くなった人の遺志やその家族の心境によって、ほかのスタイルで執り行われることもあります。そうなると精進落としの内容も若干変わってきます。例えばキリスト教の場合、四十九日の間は精進料理を食べるという発想そのものがありません。ですから、お茶菓子のような簡単なもので済まされることも考えられます。

飲み物を料理と一緒に出すのも一般的です。参加する人の好みを考えて、いくつか用意するのはおすすめです。お酒はビールなどアルコール度数の低いもの、お酒を飲めない人もいるのでウーロン茶などのソフトドリンクも手配しましょう。また親族を呼ぶ場合、子供も一緒になって食事をすることもあるので、子供たちでも喜ぶようなジュース類も準備しておくのもおすすめです。不安がある時は、葬儀会社のスタッフに相談するといいでしょう。