お葬式後料理に呼ばれたら?

親しい人のお葬式に参加したところ、その後の食事に誘われることがあります。その場合参加するのが基本ですが、この時意識しておくべきマナーがいくつかあります。まず通常は会葬者が一堂に会して、座に就いたところで喪主の挨拶があり、献杯という流れになります。席に着いた時にはすでに料理や飲み物が目の前に準備されているかもしれません。しかし献杯が終わるまでは、どれにも手を付けないように注意しましょう。飲み物も献杯が終わるまでは口をつけるべきではないです。

精進落としの席では、自由に会葬者と会話することができます。ただしその会話については、内容に注意が必要です。故人をしのぶ席ですから、昔の思い出話をするのは構いません。しかし例えば病気のことや亡くなった時のこと、最期の様子などを必要以上に遺族に質問するのはエチケットに欠けます。あと遺産をどうするかといったプライバシーに立ち入ったことを聞くのもマナー違反となります。

お葬式の席だからおとなしくしなければならないと思う人もいるでしょう。しかしいろいろと話をして、リラックスして過ごすのは構いません。またお酒がふるまわれた場合には自由に飲んでも構いません。しかし飲みすぎて泥酔してしまって場を乱したり、大声を出したりするようなことのないように、自制心を持つことも大事です。お葬式の場合、お悔やみの言葉を言わなければならないと思う人もいるでしょう。しかし精進落とし前の告別式などですでに遺族に対してお悔やみの言葉を述べているので、食事の場で改めてそのようなことをいう必要はありません。

中には精進落としに呼ばれたけれどもその前に食事をしっかりしてしまった、親しい人が亡くなってショックで食欲がないというケースもあるでしょう。そのような場合、出された料理を食べきれないこともあります。この時は喪主に断って、残ったものを持ち帰っても大丈夫です。持ち帰りは問題がありませんし、食べ物を残さないことで故人の供養になり、むしろ好ましいことになるからです。